こんにちは、まりです。
こういった話をきいたことはありませんか?
簿記は3級だと難易度低くて意味がない。
2級は合格率低いし難しくて挑戦するにはハードルが高い。
実際に3級、2級と順に取得した私が結論を出します。
この戦いに終止符を打ちます(何)
目次
簿記3級が意味ないと言われる理由
資格として評価の対象になりにくい
簿記3級といえば、いわば簿記入門という位置づけです。
「簿記3級を保有している=経理の仕事がわかる」
とはならないのが実情です。
簿記3級×実務経験
簿記3級×PCスキル
というように、他の強みと掛け合わせないと転職にも評価にも繋がりにくいでしょう。
履歴書に書く資格ではないと思われている
なぜか簿記3級は履歴書に記載する資格ではないと思われがちです。
もちろんそんなことはありません。取得すれば記載するべきです。
☆基本的な会計の知識を持っている
☆経理という仕事への意欲を伝えられる
☆次は2級に挑戦しようと勉強中です!と会話のネタになる
面接でのメリットもたくさんあります。
取得する人の数が多い
簿記3級は高校生でも取得する人が多い資格で、
商業高校出身であればほぼ全員が持っているといっても過言ではありません。
簿記3級持ってる=すごい!とならないんですね。
「みんな当たり前に持っているから、今更取得しても意味がない」と思われがちです。
それだけ汎用性が高い資格だと言えるのですが。。
簿記3級を取得するメリット
メリット1:会社のお金の流れが分かる
人が会社で働くと、かならずお金が動きます。
経理としては働かなくても、簿記3級の基本的な会計知識を理解していれば、
仕事を進めるうえで取引の考えかたが身につくので、お金の流れがつかめます。
現役経理部員としては、簿記知識が全くない人に、
経費や備品の注意事項を説明をするのって大変。。
メリット2:就職や転職に有利になる
簿記3級は、就職や転職で武器になり得ます。
「簿記3級以上」の条件で人材を募集している企業ももちろんありますし、
資格保有が条件でなくても、会計の基本知識をアピールできます。
もちろん簿記2級の方が有利になることは明らかですが、
「簿記2級勉強中だけど未取得。資格なし」より
「簿記3級保有。2級は勉強中」の方が説得力が増しますよね。
メリット3:じぶんが会計に向いているかわかる
「経理や数字を扱う仕事に興味はあるけど、自分が向いているか分からない」
こういった人も、簿記3級を勉強することで、適性を見ることができます。
もしかしたらハマるかもしれないし、身体が拒絶かもしれないですよ。。
もちろん勉強始めたばかりでは苦痛に感じる人のほうが多いと思います。
慣れもあるので、簿記3級に合格できるまでくらいは頑張ってみましょう!
メリット4:他の上位資格取得につながる
簿記3級を取得することで、次のような資格取得への足掛かりとなります。
・簿記2級、1級
・税理士
・公認会計士
・中小企業診断士
・ファイナンシャルプランナー
これらの資格を取得することができれば、転職にもかなり有利になります。
メリット5:副業や事業に役立つ
国が副業を推奨し、副業を許可する企業も増えてきて、
そのうち副業や個人事業はもっと当たり前になっていくと思います。
いざ、始めよう!となったときに、基本的な会計知識は絶対役に立ちます。
原価や経費の考え方を理解して、損することがないようにしたいですね。
「知識がなくて脱税」とかがあったら本当に取り返しがつかない!
簿記3級の勉強は在職中に
もし転職を考えているのであれば、
「とりあえず仕事を辞めて簿記3級を勉強」はオススメしません。
簿記3級は比較的、短期間での取得を狙える資格ですので、
在職中に隙間時間をうまく活用して勉強を進めることを勧めます。
働きながらの資格勉強は大変ですが、スマホ講座も充実しています。
まずは始めてみてください