こんにちは、まりです。
「経理未経験だけど、興味がある。」
「違う職種で働いているけど、経理に転職を考えている。」
そういった状況の方もいると思います。
世の中では転職は当たり前のことになりつつあるけど、
まだまだ一歩踏み出す勇気が出なかったり、
置かれた状況を考えると難しいという人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、転職をせずに今の会社で
経理へ社内異動するという選択肢について解説します。
・経理に社内異動は可能?
・異動で経理になるメリット4つ
・異動希望を出す際に気を付けること
経理に社内異動は可能?
結論から言うと、経理に社内移動は可能です。
実際に私が働く会社でも、エンジニアから経理として異動してきた方もいましたし、
車のディーラーで働く同級生ママの友人も
育休から復職のタイミングで経理に異動していました。
最近では、社内公募制度で、自分のチャレンジしたい
部門へ異動希望が出せる会社も多いのではないでしょうか。
しかし人員配置は本人の希望だけでは通りません。
タイミングや保有スキルの問題もあるので、
実現するまでに時間がかかる場合もあるし、実現不可能な可能性もあります。
異動で経理になるメリット4つ
- 無職期間なく経理として働くことができる
- 年収が下がる可能性が低い
- いちから人間関係を構築しなくて良い
- 後に経理転職する場合に有利
①無職期間なく経理として働くことができる
転職を考える場合、そのステップは人それぞれありますが、
収入がなくなる期間がある可能性が出てきます。
しかし、社内異動の場合は離職するわけではないので、
無職の期間がありません。
昨日まで営業で、今日から経理として働けるのです。
特に貯金額がまだ少ない若い方や、家族がいて
収入が途絶えるのは避けたい方には、社内異動を検討することを勧めます。
②年収が下がる可能性が低い
未経験で経理へ転職すると、現職より年収が下がるケースがほとんどです。
もちろんそこから昇給することもあり得るのですが、
現職でキャリアアップ、昇給してきた分は一旦リセットとなりますよね。
しかし、社内異動となれば務める会社が変わるわけではないので、
大幅に年収が下がることは考えにくいです。
下がるとすれば職種での給与形態の差や、成果報酬・残業代の違いでしょう。
③いちから人間関係を構築しなくて良い
一緒に働くメンバーは変わるかもしれませんが、
これまで経理と関わることがあった人は、
部内に知り合いがいる可能性もありますし、
経理部のメンバーの雰囲気があらかじめ分かるのも社内異動の利点です。
また、経理部は他部署との連携が多い部署ですので、
これまでいた部署の方とも連絡をとることがあるかもしれません。
④後に経理転職する場合に有利
一度経理を経験すると、転職を考える際に有利になります。
未経験と実務経験者では求人数もかなり違ってきますので、
選べる条件も幅広くなります。
いちど今の会社で経理業務を経験してみて、
キャリアアップとして経理転職を考えるのも一つの手です。
異動希望を出す際に気を付けること
- できるかぎり若いうちがいい
経理は専門知識を習得するのに時間がかかる職種です。
特に未経験者が経理部で役職につく可能性はほぼないので、
現職でキャリアを積むより、早い段階で希望を出した方がいいでしょう。
- ネガティブな異動理由を出さない
異動理由を提出する場合は必ずポジティブにしましょう。
どんなに今の職種が嫌いでも、メンバーが気に入らなくても、
ネガティブな理由で異動願いはビジネスマナー違反です。
(体調に関係するもの以外は。。)
・経営に関わる仕事がしたい
・経理の専門知識に興味がある
・経理関連資格を保有しているので有効活用したい
・今の仕事から離れたい
・残業がきつい
・今の部署で人間関係に問題がある
・事務が楽そう
ただ「興味がある」だけでは説得力に欠けるので、
あらかじめ簿記を取得しておくか、簿記試験に向けて
勉強していることを説明するといいと思います!
いかがでしたか?
未経験から経理に興味がある方、転職だけが道ではありません。
自分のキャリアプランをよく見つめて、異動も案として検討してみてください。
この記事が誰かのお役に立てば幸いです。